わたし、定時で帰ります ドラマ感想
「わたし、定時で帰ります」の最終回が今日で終わってしまいました~(゜´Д`゜)
普段あまりドラマを見ないので、毎週しっかり追いかけて見たのは「おっさんすラブ」以来でした。
このドラマは私にとって、とてもタイムリーなドラマだったので、心に刺さるものがたくさんありました。最初、タイトルを見たときは「定時で帰ることが正義」みたいなドラマかなと思っていましたが、実際見てみると、いろんな人の立場で『働く』ということが描かれていてとても良かったです。
私が一番似ていたのは柊くんかな?
ドラマの序盤から、福永さんが悪役のような立ち位置で、私も「こんな上司嫌やな~、絶対この人と働きたくない!」と思っていました。しかし、最終回の福永さんの叫びで、どんな立場の人も仕事に対して悩んで、考えて行動しているんだなと感じました。
あのシーンは、先週放送中止になった関係で、二度見ましたが何回見ても心にくるものがありました。
また、感動した回は結衣のお父さんの回です。結衣のお父さんや私の親世代は今の若い世代と「働く」ということに対して考え方が大きく違うと思います。昔はプライベートを犠牲にしてでも働くことが正義とされていて、でもいつの間にかそれが正義ではなくなってきていて、時代が大きく変わりそれに取り残される親世代と若い世代のギャップが描かれていました。でもどちらの考えも否定していなくて、それがこのドラマのいいところだと思います。
私も昨年は転職したてなので、「頑張らないと!」と思ってプライベートを犠牲にし、勉強もがんばって、早く先輩に認めてもらいたい、結果を出さないといけない、と思って無理をしていたら、いつの間にか精神病んでましたからね。
そんな時、個人に対して会社は何もしてくれないし、会社や職場のために頑張って働いて体を壊しても褒めてももらえないし、認めてもらえるわけでもない…体壊し損なんですよね…
これからの時代、私と同じような人が1人でも少なくなるような社会になっていけばいいなと心から思います。
最終回では「何のために働くのか」という問いかけがされていて、それに明確な答えを提示するのではなく、個人それぞれの考えを尊重する終わり方でした。それもすごく良かったです。結局答えはひとりひとりの中にあるんですよね。ひとりひとりの考えを否定せず、許容しながら働けるのが1番だと思います。
私は次に就職する時は絶対に自分とお金のために働きます!
働く内に考えは変わるかもしれないけど、今はそう思う!!!
絶対に無理しない!!!!!
あと、わた定の話で欠かせないのが種田さん!向井理がめちゃくちゃかっこよかったです。いつもパーカーを着てラフな格好をしている感じがめちゃくちゃいい(*゚▽゚*)♡
上海飯店で巧に対して、酔っぱらって宣戦布告したシーンは、1日胸の高まりが止まりませんでした。私も言われたい…
種田さんは最終回まで結衣に対して片思いな状態が続いていて、切ない顔をするシーンがとても多く、それがたまらなかったです。めちゃくちゃキュンキュンしました。あの哀愁のある顔がめっちゃ好き♡
吉高由里子が演じる結衣も、誰かの意見を否定せず、寄り添うキャラクターで「こんな人の下で働きたい」と思うことが何回もありました。あと、吉高由里子のお酒飲んでるシーンって何であんなに自分もお酒の見たくなるんですかね。めちゃくちゃ美味しそうに飲むので、「いいな~」と思いながらいつも見てました。(今薬を飲んでいるのでお酒飲めない…)
巧といちゃいちゃしてるシーンも可愛かったけど、最後の「前向きに検討させて頂きます」もめっちゃ可愛かったな~
あと結衣の髪型が個人的にとても好きです。普通に真似したいです。
賤ヶ岳さんも内田有紀が美人すぎて、画面に映る度に幸せでした。あんな顔で生まれたら隙あらば鏡見たいし、自撮り写真いっぱい撮りたいですね。ほんまに美人。
毎週毎週キュンとさせてもらえるし、仕事とは?何のために働くの?など考えさせてもらえることも多くて本当にいいドラマでした。見ていてよかった〜!欲を言えば昨年の私に見せてあげたかった〜!
最終回の「幸せになる為に働く、不幸になりたい人なんていない」もとてもいい言葉で思わず涙が出ました。他人に認められたい、頑張らないと自分の居場所がなくなる、結果を出さないといけない、みんな不安を抱えて、それでも幸せを求めて働いているんですよね。
私も自分が幸せになる為に働きたい、それで周りの人が幸せになってくれるなら、なお嬉しい。そういったことを気づかせてくれたことに本当に感謝です。
来週からドラマの放送がないのは寂しいですが、とりあえず明日、本屋さんで原作を買って読もうと思います。
おっさんずラブみたいに、来年あたりに映画化してくれへんかな~